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・普通の基準・特殊の基準・を考える ・七転八倒の半生記
障害児を持つと、さまざまな人間感情の裏側に出会ったり、世の中の仕組みが見えたりもする。
悲惨な事ばかりでもなく、たまには感謝に涙する事もあるのだ。
療育センターは、県庁所在地にあり、距離もあり予約制ですから、風邪などの疾病の時には、近くの病院に行くしかありません。
医者と言われる人間も、さまざまなな性格の方がおられる訳でありまして、良い医師や病院を探すのも大事な事です。
自閉症児は、見た目は普通ですから、医療関係者であっても、知識の狭い人には、単にワガママな子供としか見られない場合もあります。
通常病院において、嫌な思いをした保護者は私だけでは無いでしょう。
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終わりの無い、休日の公園巡りは続きました。
どこに旅行するでもなし、ただひたすら息子と走り続けました。時には、宿命という定めを呪いながら。
健常者であるハズの自分自身の神経が崩壊するのではないのか?
数年に及んだ息子の公園巡りは、ある母親との出会いがきっかけで終わりを告げました。
無料の水族館巡りは、息子にとって、やすらぎのひととき?
大水槽を泳ぎ回る魚を見ながら、ガラスの側に寝そべったまま動かない。
ゆらゆら泳ぐ、多種多様な魚を、いつまでも見ています。
帰りの時間もありますから。必死に息子を説得して順路を進ませるのに苦労しました。
やがて息子は、魚にも飽きたのか、水槽の前で少しだけ立ち止まるだけで、水族館の中を駆け抜けるようになり、その時点で水族館巡りに終止符を打ちました。
それから移行したのは、雨の日も雪の日も通い続ける事になった、公園遊具巡りの旅です。
公園や休みの幼稚園の遊具を巡りました。
田舎の幼稚園は、休日には近所の子供が遊具で遊んだりしており、自由に出入り出来ました。
やがて、公園巡りをしている時に、嫌な事件に遭遇していまいました。
小学校低学年の頃から、深夜ドライブをしなくても良くなりました。
それは、息子自身が発明した行動パターンのスタートによる。
毎日の行動がメチャクチャだったのだが、アンパンマンの絵らしい人物像を書き始め、その下に字を書いた。
養護学校に入学し、学童保育が開始されて、何とか平日はリズムに乗り始めました。
相変わらず、就寝時間が狂う事が多く、明け方に寝て、昼の給食に間に合うくらいの不規則な生活も多発。
週休2日制の完全移行に伴い、土日祭日は息子との二人三脚になりました。小さいうちは、家族で出かけても、抱き上げるなり簡単に連れて歩けますが、体格も良くなり力も強くなりますと、簡単に抱き上げたりの危険回避が難しくなります。
小さい頃は、両親どちらが連れて歩いても何とかなるのだが、成長と共にトイレやプール、浴場施設などの更衣室に絡み、どうしても同性の親が同行する場合が増えます。
外食するにも、奇声を発したりする息子と一緒では、他の客の迷惑にもなるし、こちらもゆっくり食べる事は出来ない。
歯の治療は健常児者でも嫌な訳でして、障害を持つ方にしてみたら、意味を理解出来ないゆえ、健常者よりも強い不安と恐怖心が付きまといます。 私の息子は、2度の療育センター通院で、虫歯の治療が出来ました。 その後、約2年後に治療した詰め物が取れてしまい、虫歯が進行! 再び、療育センターに再受診して、今後は抜歯しました。
ビーズ摘出麻酔騒ぎの次は虫歯治療! 自閉症児は、痛みに鈍感なのか強いのか? ぶつけたりスリキズを負っても、あまり痛がらない息子が、奥歯を押さえて「痛い!痛い!」と泣き出しました。 親の手を引いて、痛い場所に手を誘導して教える仕草をしている。
自閉症児にとって、病気や怪我をした時は、治療が困難な場合が多く、事前に病院と打ち合わせておく等の、対策が必要です。
息子の主治医は、県庁所在地にある、県立療育センターにいますが、60キロ程離れており、緊急の場合は対応出来ませんし、療育センターは救急病院ではありませんし、完全予約制です。
テレビやビデオを見せるから自閉症になる!
そんな論理を展開する幼児教育評論家が居る時代でした。
しかし、言葉も発せず人に関わらない息子を落ち着かせるには、色が鮮やかで、ストーリーが簡単なアニメでした。
手をヒラヒラさせながら、その場でクルクル回る等、奇声を発しながら走り回る。
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